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EMT社について
Electronic Multiverse Trade Inc.(EMT)は、独自の亜空間ゲート運用技術を持ち、複数のクラフターの住まう多元宇宙空間(オーバーワールド)を股にかける総合商社です。
取り扱う商品は多岐にわたり、エネルギー及び送受信設備の他、オーバーワールドの有機資源、鉱工業材料、クラフト品、また極一部ですが工業系MOD部材の代理販売品も取り扱っています。
現在は特にクラフターとの間でのアイテム販売・買取に力を入れており、円滑に取引を行うための『ORDER』システムを構築し、クラフター向けの什器や販売設備の開発を行っています。
会社概要
名称 | Electronic Multiverse Trade Inc. 亜空間電機商事 |
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設立 | 2014年(創業者の居住時空を基準とする) |
本社所在地 | 非公開 |
代表 | 代表取締役社長 スティーブ |
資本金 | 200,000,000 MP |
事業内容 | 亜空間交通・通信・送電事業及び技術開発 発電設備の建設及び運用、開発事業 アイテムの輸送 倉庫運営 アイテムの販売・買取業 |
創業者スティーブ
沿革
- 創立
太陽系に飛来したとある残骸から亜空間技術を抽出し、その技術を用いてオーバーワールド内でのエネルギー及びアイテムの送受信設備の運用を始めたことにより、前進となったEST社(Electronic Subspace Transport)を設立しました。当初は、オーバーワールド内での通信や販売にとどまり、主にオーバーワールド内に点在する村との交易を行い、その拠点運用のための輸送や発電の技術開発を行っていました。
その後、創業者によりオーバーワールドとクラフターが多重に存在することを発見し、異なるオーバーワールド間でのエネルギー・アイテムの貿易の有用性を見いだし、社名をEMT(Electronic Multiverse Trade)に改めて新たなスタートを切りました。
村との交易
- AMTとの提携時代
AMT社との技術提携を結び、柚子に豊富に含まれる柚子エネルギーをエネルギー源に利用した環境に優しい新型のエンジン機構を開発しました。0.5ブロック程度の空間を挟んでもエネルギーの送受信が可能なエンジンにより、非接触での送電が可能になりましたが、送電距離が十分とは言えませんでした。
またこの時期には、EMT社の通信技術・アイテム輸送技術を生かした黒電話通販システムを開始し、多数のオーバーワールドとの通信をつなぐ通信・販売拠点を拡大させていきました。
- 新システムの運用
AMT社との提携時代を経て、創業者は異なるオーバーワールド間での資源やエネルギーの需要ギャップを埋める新たな構想として、オーダーシステムを考案しました。様々なオーバーワールドから得られる交易品、特に豊富な有機資源を有効利用するため、亜空間内に建造した巨大発電設備によってエネルギーを生産し、需要の高い様々な製品を生み出すことを目指しました。
多数のオーバーワールド間での送電・通信技術を深めたEMT社は、柚子エネルギーをタキオン化してオーバーワールド間で大容量送電を行えるタキオンドライブの運用に成功しました。
新型ドライブにより輸送の速度と許容量を大幅にアップさせ、現在は亜空間にかまえた拠点を中心とした新しい貿易システムを運用しています。