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=リリースしてみよう!=
 
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作ったMODは、公開しないとしても、コンパイルしなければ本環境で遊べません。また、公開前提であればReadMeやライセンス条文などが入っている方が良いです。<br />
 
作ったMODは、公開しないとしても、コンパイルしなければ本環境で遊べません。また、公開前提であればReadMeやライセンス条文などが入っている方が良いです。<br />

2016年9月21日 (水) 11:03時点における最新版

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リリースしてみよう!

作ったMODは、公開しないとしても、コンパイルしなければ本環境で遊べません。また、公開前提であればReadMeやライセンス条文などが入っている方が良いです。
公開前提でレドメなどを入れる場合は、resource下に配置しておけばコンパイル・リリース用jar作成時にjarに同梱してくれるので、リリース作業前に作っておく方が楽です。

同梱ファイルを作る

mcmod.info作成

これは、起動画面のmod一覧でMODの情報を表示してくれる物です。ロゴなども設定できます。
下記はFlameThrowerの例。開発環境に入っているデフォルトのサンプルMODにも付いているので、参考にすると良いかと。

  • mcmod.info
[
  {
    "description":"Burn your heart!",
    "parent":"",
    "logoFile":"",
    "credits":"defeatedcrow",
    "dependencies":[],
    "modid":"DCsFlame",
    "mcversion":"1.7.10",
    "screenshots":[],
    "authorList":[
      "defeatedcrow"
    ],
    "name":"FlamethrowerMod",
    "url":"http://forum.minecraftuser.jp/viewtopic.php?f=13&t=17657",
    "updateUrl":"",
    "version":"1.7.10_1.1b",
    "requiredMods":[
      "Minecraft Forge1.7.10 10.13.0.1291+"
    ]
  }
]
description
簡単な解説や一言メッセージなどに。mod一覧の表示で使用されます。
parent
おそらく、アドオンのように親MODが存在する場合に使うのだと思うのですが、使用例を全く見かけないので未だに使い方不明。
logoFile
ロゴ用の画像ファイルを同階層に入れておいて指定すれば、mod一覧画面でロゴ画像を出せます。このMODでは使っていないので、AMT2の実装を参考にされたし。
credits
作者名その1。MODによってauthorsとの区別がバラバラなので、どちらが貢献者でどちらがMOD権利者なのかイマイチ分かりません。私の場合、creditsに貢献者名を変えておいたところ海外で自分ではなく貢献者の一人が権利者のように扱われるとかいうクソみてーな事案がちょっとしたトラブルになったのでAMT2等では"defeatedcrow and contributor"のように表示して別途Credit.txtを同梱するようにしています。
modid
MODのIDです。
mcversion
マイクラの要求バージョン。
screenshots
同階層にSSの画像ファイルを入れて指定すると、タイトル画面の背景画像として利用されるようです。
aurthorlist
creditsとだいたい同じですが、権利保有者と言うことで自分の名前だけ表示しています。
name
MODの表示名です。
url、updateUrl
どちらも公開・DL場所のURL。私は自作Wikiか非公式フォーラムのトピックのURLにしています。
version
MODのバージョンです。
requireMods
必要なMOD。アドオンなど、前提MODが必要な場合はここに記入しておきます。ただし、書いたことで未導入の場合に起動しなくなるというものではなく、あくまで表示用の情報のようです。

License.txt

任意に入れるものですが、基本的に同梱した方が良いです。(ライセンスによっては条文の同梱が必要な場合もあります。)テキストファイルを新規作成して条文を入れればOK。
私の作成物の場合はすべてMMPL1なので、MMPL1の条文を入れています。

ReadMe.txt

テキストファイルを作り、説明書きや導入方法などを書いておきます。コピーライト表記も書いておくと良いかも。

リリースしてみよう!

まず、バッチファイルを作成します。開発ディレクトリにテキストファイルを作って以下のコマンドをペーストします。

gradlew build --info > buildlog.txt 2>&1

これを保存し、拡張子を.batにすればリリース用バッチファイルが出来ます。これをダブルクリックしてしばらく待つだけ。終わると、build/libsフォルダに完成品が出てきています。 念のため7zip等で中身を見てみて、同梱物に問題なさそうなら、このままリリースできます。リネームで任意の名前に変えても良し。

dev版MODを作ってみる

自分自身の別の開発環境に入れたい、Dev版も合わせて公開したいという場合は、Dev版(非難読化バージョン)を作ることも出来ます。以下は自分のやっている方法。

リリースしたjarファイルの解凍
そのディレクトリ内で、mod名のフォルダとして解凍します。
解凍したフォルダから、クラスファイルの入ったフォルダを消す
私の例では、defeatedcrowフォルダが該当します。

devbuild1.PNG

クラスファイル、ソースファイルを入れる
少し前のフォルダ階層に戻り、classesフォルダ(非難読化版クラスファイルが出力されている)とsourcesフォルダ(ソースファイルが出力されている)の削除したのと同名のフォルダをコピーし、削除した位置にペーストして置き換えます。

devbuild2.PNG

公開用ファイルを作る
必要なファイルを選択して手動で圧縮、zipにしたあとに拡張子を.jarに変更。

jarfile.png

ここまでで、MODは完成です! あとは本番環境でプレイするもよし、公開してみるもよし!